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電気事業連合会のパビリオン名は『電力館 可能性のタマゴたち』に決定!~2025年大阪・関西万博 民間パビリオン構想発表会レポート~

2023.11.24

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2023年10月4日、東京都内で「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)民間パビリオン構想発表会(第1弾)」が開催されました。大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。民間パビリオン出展者13者のうち7者が、万博のテーマと各出展者のオリジナリティを掛け合わせたパビリオンの構想を発表しました。(第2弾は10月18日に6者で開催されました)
この日は、出展を決めている電気事業連合会も登壇し、パビリオンの正式名称を公表するとともに、建物の外観などを披露しました。そんな構想発表会にConcent取材班が潜入!当日の様子をレポートでお届けします。

 

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電気事業連合会のパビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』(完成予想図)

 

“エネルギーの可能性”を探究するパビリオン構想

 

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電気事業連合会 大阪・関西万博推進室 岡田康伸室長

 

万博開幕500日前を間近に控え、万博への機運を高めつつ、民間パビリオンの構想をアピールする場である今回の発表会。電気事業連合会からは、大阪・関西万博推進室の岡田康伸室長が登壇し、出展への想いやパビリオンの内容について、来場者にプレゼンテーションしました。

「今、私たちは、カーボンニュートラルを実現し、その先の未来へと進む大きな転換点に立っています。進むべき道は、エネルギーの使用を我慢するのではなく、技術の発展によってエネルギーをうまく使う道です。世界中の隅々まで目を凝らすと、実は“エネルギーの可能性”にあふれています。まだ、適切な取り出し方を知らないだけのエネルギーの可能性、使い方を工夫するだけで得られるエネルギーの可能性、増えすぎてしまったCO2を減らす技術の可能性。

重要なのは、様々なエネルギーの可能性を探し集め、丁寧に育て、柔軟に選択していくことです。そんなエネルギーの可能性のタマゴをたくさん体験して楽しく理解し、もっと探し集めたくなるようなパビリオンを目指しています。とにかく、たくさんの可能性のタマゴに出会ってほしい。そんな思いを込めて、パビリオンの名称は、『電力館 可能性のタマゴたち』としました」

 

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パビリオンのテーマは「エネルギーの可能性で未来を切り開く」

 

『電力館 可能性のタマゴたち』では、建物内を「タマゴ型デバイス」を手に持って巡り、様々な体験を通じて、未来のエネルギーや先進技術を楽しく理解できるパビリオンになる予定。詳細は検討中とのことなので、続報が楽しみです!

 

『電力館 可能性のタマゴたち』の外観を初公開!

 

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『電力館 可能性のタマゴたち』の模型。発表会当日は多数のメディアが撮影していました

 

こちらが当日、会場で展示されていた電気事業連合会のパビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』の模型です。ぜひ注目してほしいのは、その斬新なデザイン。
万博会場の東側ゲートから来場者が入ると、まずはこの大きなタマゴ型のパビリオンが目に入ります。「万博」という特別感や非日常感が味わえそうですね!

 

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特徴的なタマゴ型の外観。表面には様々な形の平面が組み合わさった「ボロノイ構造」を採用(完成予想図)

 

よく見るとツルッとした曲線ではなく、多角形の平面がいくつも組み合わさってできた「ボロノイ構造」でつくられています。このタマゴ型のデザインについて、岡田室長は、「可能性のタマゴは変化しないものではなく、どんどん成長していくものなので、その成長へ向かう変化を表現している」と紹介していました。 

外郭はシルバーの幕で覆われており、時間帯や天候、周囲の光の状況に応じて見た目が変化します。これによって、自然や周囲の環境と調和していくそう。

 

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​​​​​​​夕刻はパビリオンが西日に照らされ、オレンジ色に輝く(完成予想図)

 

トークセッションで明かされたタマゴ型の理由とは?

 

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​​​​​​​トークセッションでパビリオンの魅力をアピール(素材提供:2025年日本国際博覧会協会)

 

発表会の後半では、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーの落合陽一氏をファシリテーターに迎え、出展者とのトークセッションが行われました。

落合氏:電気事業連合会は日本を代表するインフラ企業の集まりだと認識しています。そこから出てきた構想が「タマゴ」とは驚いたのですが、一体どうしてタマゴなのか、タマゴの中に何が詰まっているのか。そして、電気事業連合会が万博に出展することにどんな意味があるのでしょうか?
 

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​​​​​ファシリテーターを務めた落合陽一氏

 

岡田室長:インフラ企業のイメージにタマゴって全く出てこないですよね。そういった意外性を打ち出したいというのもメッセージの一つとして込められています。電力館のパビリオンというと、「ちょっと堅いんじゃない?」「真面目で面白くないんじゃない?」というイメージを持たれている人も多いのかなと思います。そこで、エンターテインメント性を追求しつつ、未来を切り開いていくエネルギーの可能性を感じてもらうパビリオンにしていきたいということで、「可能性のタマゴ」としています。

万博では、電気事業者として、2050年にカーボンニュートラルを実現する世界観を描くことに意味があると思っています。(電気事業者がカーボンニュートラルに向けて)真剣に全力で取り組んでいる姿を世界中に届けたいです。ぜひ、パビリオンにお越しいただければと思います。

 

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発表を終えた岡田室長は、「今回の発表会で、他のパビリオンの内容も徐々に見えてきました。どこも斬新な構想を発表されていて、開幕がより待ち遠しくなりました。『いのち輝く未来社会のデザイン』がテーマの大阪・関西万博では、どんな世界観が広がるのか今から楽しみです」と期待を寄せていました。
 

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2025年の万博開催まであと500日ほど。電気事業連合会のパビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』は今年11月に着工しました!その姿を目にするのが今から待ち遠しいですね。

 

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​​​​​​​2023年10月26日に会場となる大阪・夢洲(大阪市臨海部)にて起工式を実施。電気事業連合会の池辺会長による刈初の儀の様子

 

企画・編集=Concent 編集委員会


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